英語指導資格CELTAとは?日本で取得する方法や費用について紹介

【英語指導資格CELTAって何?】日本で取得できる方法や費用について紹介1 その他の試験・資格
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世界中の教育機関で優れた英語指導資格として知られているCELTA。

日本では受講できる機関も少ないので、知っている人はあまりいないかもしれません。

本記事では、CELTAについて勉強方法や取得までの流れ、取得に関する費用について紹介します。

CELTAとは?|ケンブリッジ大学英語検定機構認定の英語指導資格

CELTAとは、ケンブリッジ大学英語検定機構に認定されている英語指導資格です。

Certificate in English Language Teaching to Adults、これを略して「CELTA」と言います。

もともとは「大人への英語教育・英語指導力がある」と証明する資格でしたが、現在では大人だけでなく、あらゆる年代の人に向けた英語指導ができる資格に変わりました。

直訳すると「大人への英語教育の証明書」。

CELTAは、世界で最も認知されている英語講師・英語指導の国際資格

英語教育の権威であるケンブリッジの認定資格であることからも、CELTAは世界でもっとも信頼されている英語指導資格のひとつと言えるでしょう。

CELTAを取得するためにはケンブリッジが認定した機関で少なくとも120時間の講義を受け、4種類のレポートを作成する必要があります。

また講習終了後、6時間以上の教育実習をしなければいけません。

CELTAの評価方法やカリキュラムも一定のものとなっていて、どこで受講しても内容は同じものため、資格保持者のスキルが一定以上に保たれるのがCELTAの強みであり、信頼される理由の一つです。

CELTA保持者は、高い英語力があることを証明することができる

CELTAを取得するためにはネイティブに近い英語力が必要です。

そのため、CELTA保持者は高い英語力があることを証明することができます。

CELTAを受講する際は全て英語で授業が行われ、課題の提出やレッスンプランの作成、レポート作成などもすべて英語でやらなければいけません。

先ほども触れた通り、最低6時間以上の教育実習も必須、受講期間中はとにかく英語漬けになるため、CELTAコースを通して高い英語力を身に付けることができます。

英語スキルの高い人による、英語スキルが高い人のための英語資格がCELTAでごんす。

CELTAは世界的に認知度が高い英語指導資格だから、国内外の就職にも有利

日本では十分に知名度があるとは言えないCELTAですが、CELTAは世界中で広く認知されている指導資格。

60カ国以上の英語教師(ELT)の求人広告600件を調査したところ、75%が採用条件としてCELTA資格を必要だとしているというデータもあります。

国内で具体例を挙げると、「ブリティッシュ・カウンシル」の英語講師、企業向け英会話スクール「アーネストエキスパートサービス」で、外国人指導助手(ALT/AET)の仕事をするときにCELTA資格(※または同等の資格)が必要です。

他にも、外資系企業や留学サービス、ホテルスタッフのような英語が必要な職種にもアピールできるでしょう。

CELTAを取得するためには、ネイティブ並みの英語スキルが必要

CELTAを取得する際に必要とされる英語力はネイティブスピーカーに近いレベルが要求されます。

有名な英語検定として知られるIELTSで例えると、IELTS 7.5、CEFR(セファール)ではC1レベルであることが望ましいとされています。

(あくまで目安であり、必須ということではありません)。

CELTAの資格概要、期間や流れ、費用について

CELTAを取得するために必要な学習期間、「具体的にどのような勉強をするのか」など詳しく紹介します。

学習期間|最低でも120時間(目安)、国内で履修する場合4週間~19週間

CELTAの受講時間は最低120時間※

※受講する機関や履修方法によってスケジュールは異なる

たとえば、Lexis TESOL Training Centres Japanは日本で唯一CELTAを受講することができる語学学院です。

4週間(平日:月曜から金曜)でCELTAを取得することができます。

また、オンラインレッスンと対面レッスンを組み合わせて受講できるコースもあり、教育実習以外をオンラインで行い、19週間で履修可能です。

意外と履修期間は短いんだね。

学習内容|具体的な学習内容やレポート内容一覧

ケンブリッジの規定を参考にすると、CELTA取得コースで受講者の学習内容は、以下の通りです。

【学習内容】

  • 英語教授法のあらゆる側面を網羅したインプットセッションに参加する
  • 経験豊富な英語講師の授業を見学し、クラスメートの模擬授業から学ぶ
  • 少人数でチームを作って協力して作業する
  • 直接教授法によるレッスンプランを作成する
  • 2つの異なるレベルの学習者に対して6時間の教育実習を行う
  • CELTAの指導員とクラスメートから教育実習のフィードバックを受ける

上記の他にも、4種類のトピックのレポートを作成します。(それぞれ750〜1000ワード)

【レポート内容】

  • Adult learners and learning contexts
  • The language system of English
  • Language skills
  • Reflection on classroom teaching

4週間のコースを履修した場合、1週間に1回レポートを提出しなければいけません。

これらのレポートは成績評価に大きく関わり、出来がよくないと再提出を命じられることもあります。

参考:britishcouncil

プログラム履修の費用|日本国内・国外問わず、30万円前後が相場

たとえば、日本国内で習得する場合、Lexis TESOL Training Centres Japanを参考にすると、4週間コースで265,000円、19週間コースで290,000円となっています。

海外で受講する場合、たとえばフィリピンの語学学校IDEA Cebuはフィリピンで唯一CELTAが受講できるスクールで、4週間のみのプランで宿泊費込み2870米$〜(日本円で約300,000円)です。

CELTAの母国とも言えるイギリスでも受講が可能で、ロンドンの語学学校International House Londonでは4週間のコースで入学金、授業料合わせて£1,651(日本円で約220,000円)となっています。※滞在費などは含まない

国内・国外問わず、CELTAのプログラム履修の費用は30万円前後が相場のようです。

教育実習は現地の人を相手に行うので、将来働きたい国で受講するのがいいでしょう。

30万円前後か、ちょっと覚悟がいるでごんす。

試験内容|CELTAには合否試験がない、プログラム履修過程を総合的に評価

CELTAは、TOEICや英検のように試験を受けて合否を決めるタイプの検定ではありません

「120時間のプログラムを履修し、6時間の教育実習を行う」このプロセスを総合的に評価されるのです。

そのため、受講中の評価が良くなかった場合、CELTA保持者と認定されないこともあります。

国によって取得率は違うようですが、具体的な数値は公開されていません。

またCELTAを取得した場合、その成績に応じてPass A、Pass B、Pass の3段階で評価されます。

Pass Aは取得者の上位5%にあたり、Pass Bは20%、Passはそれ以外の合格者です。

授業の出席率、レッスンプラン、指導方法、レポートなどが評価の基準となっています。

Pass Aなら、相当英語レベルが高い人ってことだ。

CELTAの申し込み方法、受験の流れ、試験対策方法

ここでは国内でCELTA資格取得を想定し、Lexis TESOL Training Centres Japanやケンブリッジの公式サイトを参考に取得までの流れを紹介します。

申し込み条件

ケンブリッジの公式サイトによると、申し込みには以下の条件があります。

【申し込みの条件例】

  • 熟達した英語が使えること(CEFRのC1が目安)
  • CLETAを受講できる教育水準であること
  • 18歳以上であること

申し込みの条件は受講機関ごとに違いがあります。

たとえばLexis TESOL Training Centres Japanでは英語力の条件をIELTS7.5以上またはケンブリッジ英語検定試験CAEでB判定以上の合格と規定。

フィリピンのIDEA CebuではIELTS8.5以上、20歳以上、最終学歴が大卒以上と定められています。

申し込み方法

申し込みの流れは、以下の通りです。

【申し込みの流れ】

  1. オンライン申込フォームで必須項目を記入
  2. テストを受ける(100〜120ワードの記述式の問題が2問)
  3. トレーナーとのスカイプ面接(60〜90分)を経て入学の合否が決定

ケンブリッジはCELTA受講者にIELTS7.5程度の英語力を求めているため、どこのスクールで受講する場合もこのような入学試験が設けられています。

受験までの流れ

教育実習までは座学がメインになっていて、英語学習の理論やテクニックを学びます。

クラスメートを講師と生徒役に分けてロールプレイをしながら理論やテクニックを実践していきます。

他にも、それまでの授業で学んだアクティビティやツールを駆使して、クラスメートや指導員に模擬レッスンを行うことも。

教育実習が始まると、レベルの違う2つの学習者に合計6時間英語を教えます

たとえば、3時間は中学生に、3時間は社会人相手に指導をするというような形です。

大人と子どもでは利用するアクティビティや指導方法は違いますが、どちらも受講中に学ぶことができます。

試験対策方法

CELTAに特化した英会話サービスというものは、今のところありません

しかし、上述した通り、CELTAの資格を取得するためには、高い英語スキルが必要です。

そのため、試験対策をする場合、独学では限界があるので、英会話サービスを利用した方が良いでしょう。

ある程度の英語スキルが身についている人なら、オンライン英会話や英会話教室ではなく、コーチングスクールがおすすめです。

英会話教室やオンライン英会話の場合、英語習得までに時間がかかってしまったり、途中で挫折してしまう人が多いです。

一方、コーチングスクールは、受講料こそ高いもののモチベーションを維持や学習管理などをコーチングしてもらうことができ、英会話レッスンも受講することができます。

また個人に合わせたカリキュラム作成するため、的確なアドバイスをもらうことができるでしょう。

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CELTAは十分な英語力を持っている人が、挑戦する資格として最適

CELTAは受験できるようになるまでが大変な試験です。

日本での知名度はいまいちですが、海外に出て英語講師として働きたいという人にとっては必須と言ってもいいほど重要な資格と言えるでしょう。

受講自体が英語力アップにつながるので、すでに高い英語力を持っている人にもおすすめできます。

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