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幼児教育に英語を行う必要性はある?賛成派VS反対派の理由。賛成派の人は実際にどんな英語教育をしてる?

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幼児教育の必要性やデメリット 子供向け
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学校で英語を習うのは小学3年生からですが、まだ未就学児の頃から英語教育をすることが重要だという賛成派の意見や、逆に反対派の意見も耳にします。

実際のところ、幼児教育として英語を行う必要はあるのでしょうか。

本記事では、なぜ幼児教育として英語を行うことが重要だと言われるのか、その理由やそれによって考えられるデメリット、実際に英語教育を行っている人の方法などを紹介します。

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幼児教育として英語を行う必要性があると言われる理由

私たち大人は英語を小学校から習ってきましたが、英語ができないからといって就職できなかったという経験をした人は少ないでしょう。

日本人の場合、特に英語を話さなくてもやってこれたという人がほとんど。ただこれからの時代は違うなんて声も。

実際に幼児教育として英語を行うことが重要だと言われている理由を挙げてみました。

  • 日本にいる外国人の人口が増え続けているから
  • 保育園や小学校など子供の身近に外国人の友達がいるから
  • 子供は語学習得能力に優れていると言われているから
  • 小学3年生から英語教育が開始されたから
  • 2021年から中学校の英語の授業が英語で進められるから
  • 高校では英語を使った討論などをするようになるから
  • 大学共通テストの評価対象にライティングとスピーキングも加わったから
  • そもそも日本人の英語レベルが低すぎるから

以下で具体的に説明します。

日本にいる外国人の人口が増え続けているから

日本は年々グローバル化しているというのが理由の一つ。

数年前までは外国人は観光地に沢山いるという印象がありましたが、最近の日本では観光客止まりどころか、外国人移住者が増えています。

人気テレビ番組でも、日本の伝統的な技術や文化に魅了された外国人が、わざわざ国をまたいで田舎に来ては、職人の弟子入りをしている姿を取り上げていますよね。

外国人がいる日本が当たり前になったように、そのうちに英語が話せて当たり前、むしろ英語ができないとこの先やっていけなくなると考える人が急増しているのです。

保育園や小学校など子供の身近に外国人の友達がいるから

日本在住の外国人が増えると、当然、保育園や小学校などに外国人の子供がいることは珍しいことではありません。

もちろん居住する場所にもよりますが、特に東京の保育園や小学校では、クラスに1人~2人の外国人の友達がいることも増えました。

実際に近所の保育園の子供たちが保育士とお散歩している光景をよく見かけますが、結構な確率で外国人の子供の姿が見られます。

言葉の壁を越えて子供同士を仲良く遊ばせるためにも、幼児教育として英語を行う必要があると考える人が多いのでしょう。

子供は語学習得能力に優れていると言われているから

子供は語学習得能力に優れていると言われているのも理由の一つ。

特に英語学習の中でも「聞く・話す」という能力は、幼児期に身につきやすいと言われています。

英語を文字として覚えるのではなく、耳で覚えるといった感覚。たとえば日本人とアメリカ人の子供の場合、小さいうちから両親の母国語に慣れることができるので、日本人が苦手とする”R”と”L”の違いなども難なく聞き取れ、苦労しなくてもネイティブに近い発音ができるようになります。

ちなみに一般的に外国語を正確に聞き分けて発音できるのは、9歳頃までといわれています。

小学3年生から英語教育が開始されたから

日本は急速なグローバル化に対応するために、2020年4月から新たな英語教育が実施され、小学5年生から行われていた英語教育が小学3年生から始まることになりました。

小学校高学年での英語学習において、特に聞き取りや発音など音声面を中心とした学習法は、中学年の児童の発達に適しているという国の判断です。(文科省「今後の英語教育の改善・充実方策について」

成績が付くのは英語が教科として扱われる高学年から。

小学3~4年生では歌やリズムなど音の学習が中心に行われ、英語を「聞く」「話す」力を養うのが目的ですが、小学5~6年生では「読む」「書く」力が重視されます。

これまで小学校の英語指導は小学5年生からだったので、英語の準備に取り掛かることに比較的焦りを感じていないという人がたくさんいました。

しかし英語教育の導入が早まったことで、早期の段階で英語教育が必要だと考える人が増えたのです。

2021年から中学校の英語授業のレベルが高くなるから

2021年度から、中学校の英語の授業がすべて英語でやり取りをする「オールイングリッシュ」に変わります。

授業の説明、生徒の質問や先生の返答、さらに生徒同士のやりとりも英語のみ。

授業では、身近な話題について英語で簡単に話せるようになることが目標です。

「昨日は何時に寝た?」なんていう日常会話はもちろん、テレビのニュースから自分が関心のある情報をピックアップして生徒同士で考えや気持ちを伝え合う活動も行われます。

卒業する頃には、好きなスポーツやミュージシャンなど自分の興味のあることを話すことができたり、街で外国人に道を尋ねられても説明できるくらいのレベルを目指すとのこと。(文科省「今後の英語教育の改善・充実方策について」

ただそんなレベルになるのは正直言ってハードルが高いですから、ついていけるか否かで分かれそうですよね。

中学英語をスムーズにクリアしていけるためにも、早いうちから英語に慣れておくことが大切だと言われています。

高校では英語を使った討論などをするようになるから

高校では、2022年度から英語を使った討論や発表、交渉などの言語活動が実施されるようになります。

課題となるのは「書く・話す」能力。

例えばニュース記事を読んで必要な情報を集めたり、社会問題や時事問題について研究したことを英語で討論したり発表する活動が増えます。

とはいえ、高校生で堂々と英語で討論ができる学生なんて多くなさそうですよね。

高校生になると子供の頃と違って、間違いを恐れたり恥ずかしさもあったりで、発言すること自体を躊躇する傾向があるので、まして英語なら尚更のこと。

英語でのコミュニケーション能力は、長い期間の積み重ねによって鍛えられるものなので、早期からの英語教育が必要だと言えるのでしょう。

大学共通テストの評価対象にライティングとスピーキングも加わったから

大学入試においてもリスニングがより重要視されることも、早期からの英語教育が必要な理由の一つ。

2021年1月より、これまでの大学入試センター試験に代わって「大学入学共通テスト」が2日間にわたって実施されるようになります。

これまでのセンター試験では「読む」「聞く」の2技能が重点的に評価されてきましたが、大学共通テストでは「書く」「話す」も含めた4技能で総合評価されるのが大きな特徴。

これまでと違う点を3つほど見ていきましょう。

配点の変更

これまで筆記200点、リスニング50点だった配点が、リーディング100点、リスニング100点に変わります。

筆記がリーディングという名称に変更になり、配点はリーディングとリスニングが同じ割合。

これまでよりも、リスニング力が重要視されるというわけですね。

リーディング

読む力を評価することが目的のため、読解を中心に出題され、発音、アクセント、語句整序などの問題は出題されません。

リスニング

これまでのセンター試験では、英語の音声は2回読みでした。

しかし大学入学共通テストでは、より実用的な状況のテストにするために、1回しか聞けない問題が登場します。

また「多様性」の観点から、アメリカ英語だけでなく、イギリス英語も使用される予定です。

そもそも日本人の英語レベルが低すぎるから

そもそも日本人の英語レベルが低すぎるから、もっと早期に英語教育が必要だという声が上がっているのも理由の一つ。

2015年までは標準的レベルでしたが、2016年以降はずっと低レベルのまま。世界規模で分析した英語能力指数ランキングによると、日本は100か国および地域中で53位です。(参考:EFEPI英語能力指数」

先進国なのにちょっと情けない数字ですよね。

これまでの日本では英語教育は読み書きが中心だったこともあって、成績が良くても実際に話せない人が多いのが問題点。覚えた英語を実践する場が少ないのが原因だという声もあります。

幼児教育として早期に英語を行うことで、少しでも日本人の英語力を上げなければという意見も納得できますね。

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幼児教育として英語を行う必要性はない、むしろ反対と言われる理由

幼児期に英語を学ばせることに対しては賛否両論。

先ほどは必要だと感じる人の理由を述べてきましたが、ここでは反対派の人の理由を挙げました。

  • 英語だけでなく日本語も中途半端になりかねないから
  • 母国に対する興味を失ってしまうかもしれないから
  • 早期教育によって逆に英語を嫌いになる可能性があるから

以下で詳しく説明します。

英語だけでなく日本語も中途半端になりかねないから

小さな頃に母国語以外の言語を学ぶことで、両方の言語がともに中途半端になってしまうという意見が一つ。反対派の人の大半の理由はこれです。

実際に、親の海外赴任で幼児期を外国で過ごした子供が帰国して小学校に入学したら、授業についていけないほど日本語が話せなくなっていたという話がありました。

現地ではネイティブ同様の英語力だったので、逆に母国語が分からなくなってしまったパターンです。

以前「母国語がしっかり身についていないうちに外国語を学ぼうとすると、脳が混乱し、正しい思考能力が育たなくなる」と、朝日新聞の記事で取り上げられていました。(参考:朝日新聞「英語の早期教育はすべきなのか」

また「ノーベル賞を受賞できる日本人が多いのは、母国語教育がしっかりしているので、論理的思考が身につきやすいことも考えられる」という説を唱えている学者もいます。

要するに、母国語をしっかり身につけないことには元も子もないという意見ですね。

脳は使う必要性のないものは自然に忘れていくという説がありますが、バイリンガルを目指すなら、両言語の使い方のバランスがポイントになりそうです。

母国に対する興味を失ってしまうかもしれないから

母国への興味を失うかもしれないことも理由の一つ。

幼児期に英語教育を行うことで、英語圏の文化や考え方に馴染んでくると、日本独自の文化や慣習などが理解できなくなり「日本てどうして視野が狭いんだろう」「なんか日本て堅い」など、日本について批判的になることも考えられます。

また幼児期に英語だけの環境で過ごしてきた子供の場合、日本の小中学校に入学すると慣習や考え方に馴染めず、クラスの中で浮いた存在になることも。

一概にどれがいいか優劣をつけるものではありませんが、日本人である以上、日本人としてのアイデンティティを持ってほしいと思う人もいるでしょう。

早期教育によって逆に英語を嫌いになる可能性があるから

英語の早期教育によって、英語を好きになるどころか、逆に英語嫌いになる可能性もあり得ます。

特に親が熱心過ぎると子供は楽しめず、急に知らない言語を学ぶことがかえって負担になることも。

もちろん子供によって個性が違うので一概には言えませんが、日本語を覚えるのが楽しくて仕方ないという子であれば尚更そのリスクがあるでしょう。

自分が英語が苦手だったから、子供には英語堪能になってほしいなど、親の願いだけで習わせるのではなく、子ども自身がやりたいと思うことが大切ですね。

早期に英語を習わせるのであれば、子どもが楽しく学べるようにフォローしてあげましょう。

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幼児教育に英語を行うことの必要性を感じている人は実際にどうしてる?

英語を幼児期に習うことが必要と考えている人は、実際にどのようなことを行っているか気になりますよね。

ここではいくつかの例を挙げてみます。

  • 子供を英会話教室に通わせている
  • 子供にオンライン英会話を習わせている
  • 親子留学を体験している
  • インターナショナルスクールに通わせている

以下で具体的に見ていきましょう。

子供を英会話教室に通わせている

子供の習い事ランキングでも上位を占めている英会話教室。

以前から根強い人気がありますが、小学校3年からの英語導入に伴い、子供を英会話教室に通わせている親が増えています。

スクールによってもカラーは様々ですが、不動の人気はやはりネイティブ講師との会話が多い英会話教室です。

英会話教室ではプロの講師によって、子供たちが英語に夢中になれる工夫がされているのがメリットの一つ。同じ年齢の友だちの存在も大きな刺激となるでしょう。

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子供にオンライン英会話を習わせている

英会話教室に通わずに、家で子供にオンライン英会話を習わせる家庭も多いです。

オンライン英会話の主なメリットは、自宅にいながらできること(子供の送迎が不要)や、親が子供の様子を見られること、先生とマンツーマンのレッスンを受けられること。

テキストも子供に合った内容が選べるところも多く、安価なのも魅力です。(月6,000円程度)

今の時代はオンラインなので、幼少期にパソコンに慣れさせるというのも大事なことだと考える親も多いでしょう。

オンライン英会話の中には、親子や家族全員で習えるファミリープランを用意しているところもあるので、家族みんなで英語に親しむというのも話題ができていいですね。

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親子留学を体験している

いっそのこと現地に行って直接肌に英語を染み込ませたいと考える人は、夏休みなどを利用して親子留学を体験しています。

親子留学は、親子で海外にホームステイなどをしながら学校で英語を学ぶスタイル。

現地の文化に触れながら英語を学べるのが最大のメリットでしょう。

ハワイ、カナダ、オーストラリアに加え、最近ではフィリピンも人気の国です。

最短で1週間からプランがあったり、受講に際して特に高い語学力が必要ないので、気軽に参加できます。

インターナショナルスクールに通わせている

「バイリンガルの子供に育てたい」と英語教育に熱心な家庭では、インターナショナルスクールが進学先の選択肢の1つ。

外国人の先生から英語で授業を受け、色んな国のお友達ができるので、英語力だけでなく広い視野を身に付けられることも魅力です。

ただ子供を通わせるには高額な費用がかかるのがネック。インターナショナルスクールの大半が文部科学省から認定されていないため、国から補助金を受けられないことが多く、学費が高く設定されているのです。

スクールにもよりますが、入学金だけで20~70万円、授業料は100万円~280万円もします。その他にも施設使用料として20万円~50万円かかったり、出願料や教材費、保護者会費、学校外活動費なども上乗せされます。

ただでさえ高額な授業料ですが、毎年値上げをする学校が多いという点も考慮しておく必要があるでしょう。

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幼児教育に英語を行うメリット、デメリットを理解して自分に合った選択をしよう

幼児教育に英語を行うことに対しては賛否両論ありますが、それぞれのメリット・デメリットを知っておくことが重要です。

メリットの方が自分にとって大きいと思えばその選択をするのも良し、デメリットの方が影響が大きいと思うのであればやめておくなど、自分に合った選択をしていきましょう。

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