イーオン・オンラインでは、英語を書く力を強化する英文ライティングコースを用意しています。
英作文に特化した珍しいコースですが、どのような内容なのでしょうか。
本記事では、イーオン・オンラインの英文ライティングコースの概要や特徴、口コミなどを詳しく紹介していきます。
イーオンのオンライン・英文ライティングコースの基本情報
英文ライティングコースは、様々な目的に合わせた6種類があります。
需要が高そうなビジネスメール講座の他に、ペンパルとのやり取り方法を学びたい人や、エッセイを書きたい人向けのコースも展開。
わりとニッチな領域における英文の基本も学べるようになっています。
以下、イーオンのオンライン・英文ライティングコースの基本情報について表にまとめました。
オンライン・英文ライティングコース英会話の基本情報 | ||
スクール形態 | オンライン英会話 | |
対象エリア | 全国 | |
コース | e-mailライティングなど全6コース | |
教材 | オリジナル | |
料金 (税込) |
3カ月10回・19,800円~ | |
支払い方法 | 銀行振込、クレジットカード | |
公式サイト | https://www.aeonet.co.jp/online/writing/ |
レッスン・期間|英作文をサイトから提出して添削指導を受けるスタイル
英文ライティングコースはレッスンがなく、トピックに対する作文を提出し、講師から修正やアドバイスが返ってくる仕組みです。
メールコースの場合だと、約50のトピックの中から希望のものをピックアップが可能。
一方で、フリーライティングや英文日記のコースではあらかじめ取組む内容が決められています。
基本的に1週間に1つの作文を書いて、オンラインサイト経由で提出すると、7日後にフィードバックをもらえるスタイルです。
作文も添削後の復習も自分1人で行うので、講師に学習をサポートしてもらいたい人には不向きかもしれませんね。

レッスン期間は基本的に3ヶ月だけど、希望すればさらに2か月間延ばすこともできるでごんす。
料金|10回で20,000円~25,000程度
オンライン・英文ライティングコースの料金は以下の通り。
英文ライティングコースの料金(税込) | ||
コース | 授業料 (3カ月・10回) |
単価 |
e-mail |
20,900円 | 2,090円 |
e-mailビジネス |
20,900円 | 2,090円 |
ビジネス・フリー | 24,200円 | 2,420円 |
ペンパル | 添削のみ:19,800円 ペンパル付:24,200円 |
1,980円 2,420円 |
Dairy | 19,800円 | 1,980円 |
ショートエッセイ | 24,200円 |
2,420円 |
オンライン英会話は、毎日1回~3回ほどレッスンができて、大体月額6,000円~15,000円なので、条件と料金を比較した場合にイーオンオンラインは高いですね。
ちなみに、添削レッスンと英会話レッスンが受けられるベストティーチャーは、月額12,000円(税込)。
「ひと月あたり」で比較すると、イーオンオンラインは約7,000円ほどなので、料金的にはベストティーチャーの方が高いのですが、毎日レッスンが受講できて、レッスン回数は無制限。
この条件で月額12,000円なら、こちらのほうが都合が良いという人もいるのではないでしょうか。
「英会話(スピーキング)レッスンはいらない」「3か月のうちに10回くらいのレッスンでちょうど良い」という人からすれば、イーオンオンラインは良さそうですけどね。

イーオンのオンライン・英文ライティングコースの特徴
(画像引用:イーオン・オンライン英文ライティング)
ここからは、オンライン・英文ライティングコースならではの特徴を紹介します。
ネイティブ講師に添削してもらえるから自然な表現を学べる
作文を見てフィードバックをくれるのは、ネイティブスピーカーの専属講師です。
間違っている箇所の修正だけでなく、違和感のない文章に直してくれて、回数を重ねるうちに自然な表現を身に付けられるでしょう。
基本的にフィードバックはネイティブ講師が英語で行いますが、日本人スタッフもいるため、不明な点は日本語で聞いても問題ありません。

凝った文章については日本語の方が聞きやすいでごんす。
週2~3時間の学習を想定したカリキュラムになっている
英文ライティングコースは、どの講座も毎週2から3時間の学習で効果が出るように設定されています。
仕事や家庭の用事で勉強時間を作りにくい人でも、挑戦しやすいですね。
コースの中で学習メニューはレベル分けされている
コースの中には初級、中級、上級とレベル分けがあり、自分に適したものを選ぶことが可能です。
たとえば初級の講座では、課題に対してヒントとなる単語やフレーズが豊富に載っているので、苦手意識がある人でも英文を作りやすいようになっています。
しかし、レベル分けがなかったり、中級から始まったりするものもあるため、講座によっては基礎を身に付けてから受講すると一層効果が出やすいでしょう。

初級者にヒントがあるのは嬉しいワン!
教材はダウンロードできるのでオフラインでも学習できる
講座で使用するのはオンライン教材で、ダウンロードしておけばインターネットに接続せずとも勉強を進められます。
他の英会話スクールではテキストを別途購入するところも多いのですが、オンラインなので教材費もかかりません。
ただ、公式サイトによると動作確認ができているのはWindowsのパソコンのみなので、それ以外の機器を使う際は個別で問い合わせてみることをおすすめします。

対応していないとか言われたらショックでごんす。
レッスンがないので好きな時間に英作文に取り掛かれる
英文ライティングコースは、週に1回のペースで英作文の添削をするだけなので、自分の好きな時間に取組める自由度の高さが魅力です。
レッスンがあるオンライン英会話だと、受講できる時間帯が限られていたり、レッスン日時がきっちり決まっていたりします。
しかし英文添削ならレッスンの予約などもないので、都合のいいタイミングで始められて、自分のペースでじっくり取組むことも可能です。

自分次第でさぼろうと思えばさぼれちゃうけど…。
体験レッスンで添削してもらえる
どのような添削をしてもらえるか気になる人は、公式サイトから体験レッスンを申込できます。
課題をダウンロードできて、フォームに提出するだけなので手続きは簡単です。実際のコースと同じように、ネイティブ講師のフィードバックをもらえます。
個人情報を入力する前にオンライン教材をダウンロードできるので、実際の内容を見てみるのにも役立つでしょう。
体験は無料なので、興味がある人は一度やってみてはいかがでしょうか。
基本的に添削が返ってくるまで7日間かかる
作成した英文のフィードバックが来るのは、提出から7日後です。
早く出せばすぐに返ってくるわけではないので、急いでいたとしても対応してもらうのは難しいでしょう。
ちなみに、大体のコースでは7日後に添削が戻されますが、ペンパルとDiaryコースは講師によって提出期限が決まっているようです。
とはいえ、1週間に1つ提出という大まかなスケジュールは他と変わりません。

チャットサービスがあってすぐに聞ければいいでごんす。
イーオンのオンライン・英文ライティングコースの内容
英文ライティングコースには以下の6つがあります。
- e-mailライティングコース
- e-mailビジネスライティングコース
- ビジネスフリーライティングコース
- ペンパルライティングコース
- Diaryライティングコース
- ショートエッセイライティングコース
それぞれの内容を詳しく解説していきます。
e-mailライティングコース
6つの中で一番オーソドックスで、初心者から上級者まで誰でも使いやすいコースです。
ジャンルはオンライン通販、日常のやりとり、ネットビジネス、仕事で使う表現の4つがあり、合計で40個のシーン別課題があります。
たとえば日常のやり取りで学べるのは、友人の結婚を祝ったり、メールアドレスが変わったことを伝えたりするフレーズなど。
またネットビジネスジャンルだと、文字化けして内容が読めないことや、送信先が誤っていることを伝える、といったこともできるようになります。
このように、特定のシーンの表現を学びつつ、基本となるメールのテンプレートや、伝わりやすい言い回しを習得したい人におすすめのコースです。
e-mailビジネスライティングコース
仕事で英語のメールを多用する、ある程度スキルがある人向けのコース。
ジャンルは中級と上級の2つで、講座は全部で55個と、6つのコースの中でも最多のコンテンツ数です。
習得できるのは、メールで取引先に値引きをお願いする言い回しや、発送した商品に対するクレームへの対応に役立つ表現など。
かなり具体的なシーンが多いので、仕事ですぐ実践できるものばかりです。
先述のe-mailライティングコースのビジネスジャンルは、比較的シンプルで簡易的な表現がメイン。
対してe-mailビジネスライティングコースでは、具体的かつ複雑な状況でのメールの対処法について取り扱っています。
この内容が少し物足りないと思う人は、次に説明するビジネスフリーライティングも検討してみるといいかもしれません。

初心者には厳しいワン…。
ビジネスフリーライティングコース
同じくビジネスシーンを専門としたコースですが、他のコースと違うのは、トピックを自分で決めて、文章も一から考えたものを添削してもらえる点です。
テンプレートを学ぶより、実際に使っている表現が正しいか確かめたり、自然なニュアンスにブラッシュアップしたりするのを希望する人に向いていると言えるでしょう。
たとえば問い合わせ窓口の対応フレーズのバリエーションを増やす、相手が失礼に感じそうな表現を修正する、といった精度の高い英文を習得することが期待できます。
ビジネス関連の講座で迷っていたら、英語レベルが初級ならe-mailライティングコース、中級ならe-mailビジネスライティングコース、上級なら本コースを選ぶのがおすすめです。
ペンパルライティングコース
文通相手がいる人や、気軽な話をできるようになりたい人が対象の、手紙でのやり取りを題材にしたコースです。
添削だけのプランと、講師がペンパル相手になって返事を書いてくれる2つのプランから選択可能。後者を選べば、実際にペンパルを持った感覚で取組めます。
コースで学ぶのは、自己紹介や仕事についての話し方、手紙ならではの表現など。
題材は日常生活でも使えるものが多いので、しっかり定着させればライティングだけでなく、実際の英会話にも役立てられるでしょう。

講師と親しくなれそうでごんす。
Dairyライティングコース
英語で日記をつけてみたい人向けのコースです。
なかなか珍しい内容ですが、日常に起こったことや、物事に対して感想を述べるスキルを身に付けられるので、日記以外の用途にも役立つでしょう。
コースでは鑑賞した映画に対するコメントをしたり、テレビで見たニュースについて自分の考えを書いたりします。
その中で講師が文法や構成を直してくれるため、読みやすい文章を書くスキルも身に付くのがポイントです。
感想を書くのは難しく感じられるかもしれませんが、日記形式で身近なものについて取り上げるので、初心者でも問題なくこなせるようになっています。

英語日記を書く学習法があるくらいだから役に立ちそうだワン!
ショートエッセイコース
短い論文を書く力を鍛えるコースで、対象となるのは、大学受験で英作文を書く人や、海外に出るためTOEFL、IELTSなどの資格対策をしたい人。
具体的には、ある事柄に対して自分は賛成・反対かを述べる、主張とセットで必要になる理由の書き方など、論理的な文章の構成方法を学びます。
難易度が高いように見えますが、ロジカルに伝えるためのフレーズや文章の流れを学ぶコースなので、英語のスキルはそこまで求められません。
目安として、英検準2級を取得しているといいでしょう。
英作文の添削を受けられるスクールはあまりないので貴重
数行でいいのでまとめてください
イーオン・オンラインの英文ライティングコースは、目的別に英作文の添削を受けられる珍しい講座です。
題材はビジネスから日記、ペンパルなど多岐にわたるので、ピンポイントでその分野を学びたい人にはちょうどいいでしょう。
気になる人は、一度無料体験をしてみてはいかがでしょうか。
公式サイト:イーオン・オンライン英文ライティング