英語の聞き流しで効果がある人の正しい勉強法とは?聞き流しにおすすめのアプリも紹介

聞き流し英語について 学習方法
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講師次第で生徒の学力が変わると言われているように、英語の聞き流し方法によって、効果のあるなしは全然違います。

実際に、英語の聞き流しで効果を感じた人と効果を感じなかった人では、やり方に大きな差があることが分かりました。

本記事では、効果のある英語聞き流し勉強法とメリット・デメリット、そして初心者におすすめの無料聞き流しアプリの紹介をします。

英語の聞き流しは意味がない?効果がなかった体験談

聞き流し英語と聞くと、その言葉通り通勤中やジョギング中などにBGMとして英語を聞き流している想像をする人が多いでしょう。

私も「それだけでいいなら早速やろう」と、作業をする時は洋楽を流しながら行っていました。しかし英語力は全く伸びないまま…。

実は私のように「聞き流し=音声を流しっぱなし」だと勘違いしている人は多いです。

「英語の音声であれば何でもいいから流しておけばOK」というのは大きな間違い。

「英語の聞き流し」という言い方がややこしく感じさせますが、聞き流しと言いながらも、ちゃんとリスニングの勉強をしないと意味や効果はありません。

確かに音声を流しっぱなしで英語が身につくのであれば、たとえそれがフィンランド語だとしても、流しているだけでフィンランド語を聞き取れるようになるということですからね。

こう考えると結構無理があるのが分かります。

では効果的な聞き流し学習とはどういうものなのでしょうか。

英語力に直結させる聞き流し勉強法のポイントを、以下でしっかり解説します。

聞き流し英語で効果を出すためのポイント

聞き流し英語を正しい方法で行えば、リスニング力の向上だけでなく、アクセントや英語のリズムをつかめるなど、効果を感じるようになります。

実際に、効果があった人となかった人の主な違いを以下の表にまとめてみました。

効果を感じた人 効果を
感じなかった人
教材内容の確認 した しなかった
教材のレベル 少し簡単だと
感じるレベル
何を言っているか
分からないレベル
教材を流す前の
内容確認
した しなかった
集中 たまに集中した 全くしていない
実践したこと たまに
シャドーイング
(復唱)
していない

聞き流しで効果を出すためのポイントは次の通り。

  • 自分のレベルに合った教材を選ぶ
  • 聞き流す前に教材の内容を確認する
  • 自分が興味のある話題や得意な分野が書かれた教材を選ぶ
  • シャドーイングをすることでアクセントや英語のリズム(抑揚)をつかむ

具体的に詳しく見ていきましょう。

自分のレベルに合った教材を選ぶ

英語の聞き流しに効果的な教材は、自分のレベルよりも多少低いと感じる程度のもの。

教材はアプリでも本でも映画でもなんでもOKです。

いずれにしても、内容を見て、使われている単語がある程度知っていると感じるくらいの教材がおすすめ。

逆に単語が全く分からないものをいくら聞き流しても、耳にとってみればただの雑音。かといって一つずつ単語を覚えることからスタートするのでは、聞き流しに入る前の段階で相当な時間がかかりそうです。

自分のレベルに合っている場合はこの手間がかからず、効率良く進めるでしょう。

聞き流す前に教材の内容を確認する

これから何を聞き流すのか、教材の内容を確認しておくことも大切。

たとえば海外旅行がテーマの場合、1回目は空港での会話、2回目はホテルでの会話、3回目はレストランでの会話…という風に、場面や文章をざっと頭に入れてから聞き流してみると効果的です。

目で見た情報を耳で聞くことで「これはさっき載っていたあの部分だ」と頭の中でリンクさせることができます。

さらに慣れてきたら、次は英文と日本語文の両方に目を通してから行いましょう。

自分が興味のある話題や得意な分野が書かれた教材を選ぶ

教材選びのポイントとしては、自分が興味のある話題や得意な分野が書かれた教材を選ぶこと。

いくら知っている単語が多いとは言え、内容が楽しくなければやる気が起きないですからね。

たとえば旅行好きな人は旅行系の教材がいいですし、エンタメニュースが好きな人は、海外のゴシップなどを教材にするのもありでしょう。

自分の好きな話題や分野だと、集中して聞き入りやすいので効果的です。

シャドーイングでアクセントや英語のリズム(抑揚)をつかむ

英語の聞き流し勉強法にシャドーイングを加えれば、リスニング力アップだけでなく、アクセントや英語のリズムをつかむスキルも向上します。

シャドーイングとは、聞こえてきた音声を真似して復唱すること。

流れてきた音声より少し遅れて、自分の声で追いかけていきます。

何度も繰り返すうちに、単語のアクセントや英語特有のリズム(抑揚)をつかめるようになるため、英会話スクールなどで推奨されている学習法です。

ただシャドーイングするには、テキストを見て行う必要があります。

慣れてきたらテキストを見ずに行いましょう。

聞き流し英語のメリット・デメリット

「英語の聞き流し」で効果を出すには、ただ英語の音声を流すだけではなく、ちゃんと勉強することが必要だということが分かりました。

効果が出る=勉強するメリットがあるということですが、聞き流し英語は独学で行うため、当然デメリットもあります。

ここからは聞き流し英語の具体的なメリット・デメリットを見ていきましょう。

聞き流し英語のメリット

まずは聞き流し英語のメリットから紹介します。

  • 英語の音に耳が慣れる
  • リスニング力が伸びる
  • シャドーイングをすることでアクセントや発音も強化される
  • 語彙を増やせる

以下で一つずつ説明します。

英語の音に耳が慣れる

英語に対して抵抗がある人でも、毎日のように英語を聞いていれば耳が英語に慣れていくもの。

人間の脳は音の周波数を捉えていて、普段聞き慣れない音は雑音として処理するそうですが、習慣付けて聞き流すことで、その周波数に耳が慣れるといわれています。

「子供には早いうちから英語を聞かせるべき」というのはそこからきているものなんですね。

普段から英語を聞き流し、英語の周波数に耳を慣らしておくことは英語力を高めることにつながるでしょう。

リスニング力が伸びる

英語に耳が慣れるというのと多少かぶりますが、集中して英語の聞き流しを続けていくとリスニング力が伸びます。

特に”thとs”、”rとl”の発音など、集中して聞かないと違いが分からないものまで強化されるのがいいところ。

最初は「全然分からない」と思いますが、テキストを目で追いながら集中して音声を聞いているうちに「確かにこう言ってる」と思うようになるのです。

その後も繰り返し聞くことでフレーズ自体の暗記にもつながり、使われている単語が単独でも聞き取れるようになっていきます。

シャドーイングすることでアクセントや発音も強化される

英語の聞き流しをシャドーイングと並行することで、リスニング力アップだけでなく、音のアクセントや英語特有のリズムをつかむことができるようになります。

実際に自習課題としてシャドーイングを実施している英会話スクールでは、試験のアクセント問題に強くなったとか、発音も良くなったと講師に言われるようになったなんて声が多いようです。

語彙を増やせる

「聞き流し英語」の教材には英単語が載っていて、フレーズとともに単語の意味も覚えられるようになっているものが多いです。

先ほど教材選びのポイントでは「単語がある程度分かるレベルのものを選びましょう」と言いましたが、そうは言っても分からない単語は必ずあるもの。

知らない単語が出てきたら、意味を覚えて語彙を増やしていきましょう。

聞き流し英語のデメリット

次に聞き流し英語のデメリットです。

  • 集中しないと意味がない
  • 巻き戻すタイミングがずれてイライラすることも
  • 状況によっては本を開けず正解が分からないことも

以下で詳しく見ていきましょう。

集中しないと意味がない

一番最初に言ったように、聞き流しという言葉が「作業中のBGM感覚」を想像させてしまいますが、実際は集中しないと意味がないのがデメリット。

「結局勉強するのか…」とテンションが下がる人も多いでしょう。

しかし、スキマ時間の勉強を習慣化できる人とできない人では差は歴然。できるだけ頑張りたいですね。

巻き戻すタイミングがずれてイライラすることも

聞き流しをしていると「今の部分を確認しよう」と思っても、巻き戻したタイミングが微妙に合わなくてイライラすることがあります。

「このフレーズだけを聞きたいのに、巻き戻したらいつもここから再生される…」とうんざりした経験がある人は多いのではないでしょうか。

ただ今はアプリなどでも学習できるので、機能がいいものだとそんなイライラ感とは無縁という場合もありますけどね。

状況によっては本を開けず正解が分からないことも

聞き流しの本を使って学習している人の場合、電車の中など状況によってはテキストを開けず、分からない部分があっても正解が分からずもやもやすることがあります。

「前もここが気になったのに…」と分からないまま続けてしまうことも多いかもしれません。

英語の聞き流しにおすすめのアプリ(無料、有料)

現在は人気の聞き流しの本がアプリ化されているケースが多く、本で学習する人よりもアプリで学習する人が増えています。

本の場合は持ち歩くのが重かったり、開けなかったら正解が分からないというデメリットもありましたが、アプリは片手で操作できたりと便利な点が多いですよね。

ここからはおすすめの無料アプリ、有料アプリの紹介をします。

Podcast

Podcastは、無料で利用できる動画や音声視聴サービスアプリ。(iOS , Android)

英会話はもちろん、国内外のニュース、プレゼン方法を学ぶ動画で有名なTED(世界各国の知名人によるスピーチ)など、とにかく種類が豊富なのが特徴です。

話すスピードを変えたり、巻き戻し秒数などを指定できるのも聞き流しにはポイントが高いでしょう。

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キクタン

キクタンは「リズムに乗って単語を覚える英単語帳」としてベストセラーになった本のアプリ版。(キクタンBasic: iOS , Android

有料版と無料版があり、無料版はクロスワードパズル形式で問題を解いていくだけの簡易的なアプリなのに対し、有料版は本がまるごと収録されています。

聞き流しに効果があるという口コミが多いのはもっぱら有料の方。

料金は通常1,220円ですが、半額キャンペーンを行っていることもあります。

キクタンについて詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

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NHKゴガク

NHKゴガクは、NHKで放送された一週間前の語学講座を、何度でも再生できる無料アプリです。(iOS , Android)

単語や例文の発音を聞けるだけでなく、聞きながらキーフレーズと解説も目で確認することができます。

英単語について基本クイズと応用クイズが出るなど、記憶チェックもできるので初心者でも楽しめるでしょう。

英会話リスニング

英会話リスニングは、旅行や仕事、恋愛など身近なシーンの英会話が聞ける無料アプリ。(iOS , Android)

いずれも短い英会話で全1,460シーンもあるので、毎回テーマに飽きずに続けられそうです。

ただ会話の一音目が聞こえづらいという口コミもありました。

正しい聞き流し勉強法で英語力をアップさせよう

私たちは聞き流しと聞くと、ただのBGMとして英語の音声を流すだけだと思いがちですが、実際は聞き流しと言っても集中して勉強することが大事です。

ただ、集中力ってそう続くものではありませんよね。

聞き流し勉強法を継続して正しく効果を得るためには、自分に合ったレベルの教材を選んだり、自分の興味のある分野を選ぶことが大切。

無理なく集中して聞ける環境作りを心掛けて、英語力をアップさせていきたいものですね。

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