TOEIC860点の難易度や取得者の割合、転職での価値やメリット。英検やIELTSとの比較もチェック

TOEIC860点の難易度や英検やIELTSとの比較や取得者の割合や正答率や転職での価値やメリットや勉強法 TOEIC・TOEFL・IELTS
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TOEICは英語力を証明するための試験として、日本のビジネスシーンで広く使われています。

とりわけスコアが860点を超えると、就職や転職のアピールとしてかなり大きな武器となるもの。

本記事では、TOEIC860点取得のメリットや難易度、勉強方法について詳しく紹介していきます。

TOEIC800点と860点の違いって何?なんでTOEIC860点がすごいの?

TOEIC860点と聞くと、何となくすごいなとは思っても、実際にどの程度すごいのかというのは分かりにくいものですよね。

860点というのもキリがよくない気がしますし、800点じゃダメなの?という声もありそうです。

ここでは、TOEIC860点というスコアがどのような位置付けなのかについて詳しくみていきましょう。

TOEIC公式では860点以上がAランクの英語力と認められているから

TOEICが発表しているTOEICスコアとコミュニケーション能力レベルの相関表によると、860点以上は最高難易度のAランクにあたります。

Aランクの評価の要点は以下の2つ。

  • 自己の経験の範囲内であれば、専門外の分野についても正しい理解と相応しい表現ができる
  • 語彙、文法、構文を正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている

英語が母国語でない人としては、十分なコミュニケーションが取れるレベルと評価されています。(参考:ETS「TOEICスコアとコミュニケ-ション能力レベルとの相関表」)

TOEIC730点~860点がBランクまでとなっているでごんす。

TOEIC860点以上の取得者の割合はわずか7.8%未満だから

TOEICの「2019年度 受験者数と平均スコア」によると、TOEIC公開テストで845点以上獲得した人は7.8%、IPテスト(団体受験)に至ってはわずか2.7%(参考:ETS「2019年度 受験者数と平均スコア」)

受験者を無作為に10人集めても、1人いるかいないかのレベルなので、かなりすごいですよね。

TOEIC860点の正答率(正答数)が非常に高いから

TOEIC860点の正答率を見てみましょう。

以下、TOEIC公式問題集3のスコア換算表を一部抜粋しました。

参考スコア範囲換算表
リスニングセクション リーディングセクション
素点 換算点範囲 素点 換算点範囲
96-110 475-495 96-110 460-995
91-95 435-495 91-95 425-490
86-90 405-475 86-90 395-465

TOEICで860点をとるためには、リスニングとリーディングをどちらも91問ほど正解している必要があるのがわかります。

合計で200問もある試験で9割を超える正答率というのは、かなり難易度が高いと言えるのではないでしょうか。

9割正解ってことは間違いを見つけることの方が難しいワン…。

TOEIC860点のレベル(難易度)は?英検やIELTSと比較してみよう

TOEIC860点が公式にも高く評価されていて、簡単に取れるスコアではないのは分かりましたが、他の検定試験と比べた場合、どのような位置付けになるのでしょうか。

ここでは、TOEIC860点というのが英検やIELTSに換算するとどのようなレベルになるのかを説明します。

TOEIC860点は英検でいうと何級相当?

「TOEICプログラムDATA&ANALYSIS 2013」によると、英検準1級取得者の平均TOEICスコアが716点。1級取得者の平均が945点なので、TOEIC 860点は英検の準1級〜1級に相当します。

英検の公式サイトによると、準1級〜1級というのは大学中級〜上級程度の英語力。

ビジネスで言えば、海外で仕事ができるレベルなのはもちろん、場合によっては通訳や外交官も目指せるレベルです。

ここまでくると英語ペラペラと自分で言えちゃうでごんす。

TOEIC860点はIELTSのスコアでいうと?

TOEIC860点をIELTSに換算すると、6.5〜7.0といったところ。

世界的に有名な難関大学であるオックスフォード大学やケンブリッジ大学は、入学条件としてIELTS7.0以上のスコアを求めています。

TOEIC860点は、海外の難関大学入学条件に匹敵する英語力だというのがわかりますね。

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TOEIC860点を取得した人が感じた価値やメリットを紹介

漠然と「TOEICで860点をとるぞ」と決意しても、なかなか続けるのは大変ですよね。

社会人だと毎日仕事もありますし、休みの日ぐらい勉強なんかしないでのんびりしていたいというのが普通でしょう。

しかし、TOEICで860点を取るということは、今後の生活を良い意味で大きく変える可能性を秘めているのです。

ここでは、TOEIC860点を取得することの価値やメリットについて紹介していきます。

転職の幅がかなり広がった

現代のビジネスにおいて、英語力が求められる場面はかなり多くなっています。

TOEICで860点といったハイスコアを持っていることは、社会人として大きな武器となり、転職の際の企業選びにも有利に働くことが見込まれるでしょう。

たとえば取引先が英語圏であったり、支店が海外にある、日本国内でも部門長が外国人なんてことも今時珍しくありません。

TOEICの英語活用実態調査2019によると、採用や昇進に利用するためにTOEIC IPテストを利用している企業は2,500近く存在しています。

同調査によると、英語を使用する部署の中途採用の要件、参考とするスコアは平均で690点。

860点以上取得していれば、平均を大幅に超えているので転職の選択肢が大きく広がるでしょう。

会社で大役を任された、出世した

TOEICでハイスコアをとることによって希望の部署に移動できたり、出世できたという話も。

たとえば、東証一部上場の石油会社で、入社時に地方の製油所の技術者として働き始めた女性は、育児休暇中にTOEICの勉強を始めました。

その結果、公開テストで925点を取得し、復帰後に本社への移動を実現させたという話があります。

また、外資系企業では、組織のどこかで外国人が上司になることが必ずあり、ポジションが上がるにつれてその確率は高くなるため、本社や上司からの指示、戦略などを的確に理解できる英語力が求められます。

実務能力と確かな英語力を身につけている社員は重宝されるため、TOEICで英語力をアピールすることで、海外向けの大きなプロジェクトを任されるようなこともあるでしょう。

そもそも昇進したいなら英語力が必須って企業も割と多いワン。

教員採用試験の第一次選考で免除や加点の対象になった

TOEICスコアは教員採用試験にも使われていて、ハイスコアを取ることで、第一次選考で免除や加点の対象になる地域もあります。

たとえば、千葉県の中高教員採用試験では、TOEIC公開テストで860点以上取得している場合、第一次選考の専門教科が免除。(参考:ETS「教員採用試験における活用状況2019

専門教科というのは筆記試験はもちろん、自治体によっては模擬授業や学習指導案などの作成が課されることもある、レベルの高い試験です。

このような試験で有利に作用するのは、TOEICハイスコアの大きなメリットの一つと言えるでしょう。

海外出張などの海外生活で困ることがほぼない

TOEICで860点は語彙や文法、リースニングやリーディングがそれぞれ高いレベルにないと取れないスコアです。

海外出張や転勤になっても、普段の生活で困るようなことはほとんどないでしょう。

スピーキングに関しては慣れが必要な部分もあるので、最初はあまり流暢に話せないということはあるかもしれません。

とはいえ、英語力自体はしっかりついているので、英語環境に浸かればすぐに慣れますし、言いたいことが言えなくて困るというようなことはないでしょう。

急に海外出張を振られても堂々と引き受けられるからかっこいいでごんす。

TOEIC860点の壁を突破するために行うことや勉強法

繰り返しになりますが、TOEICで860点を取るというのは非常に難易度が高いものです。闇雲に勉強していてもなかなかスコアは上がらないですし、効率的とは言えません。

しっかりと自分に合ったロードマップに沿って学習していくことが大事です。ここからは、TOEIC860点を取得するための戦略や勉強法を紹介していきます。

TOEIC860点の取得に必要な勉強時間を確保する

TOEICで目標スコアを目指すには、まず今のスコアと目標のスコアを踏まえて、どのくらい勉強時間を確保すればいいか考えるのが先決です。

たとえば、TOEIC650点程度の中級者の人が860点を目指す場合、500時間程度の勉強が必要であるというデータがあります。これは、1日2時間勉強した場合、およそ8ヶ月かかる計算です。

現在のレベルによって必要な勉強時間は変わってきます。目標スコアと勉強時間の関係については以下の記事を参考にしてください。

英文法の基礎固めをしっかり行う

英検との比較で触れたように、860点というのは大学中級から上級のレベル。

英文法に関しては高校レベルのものを完璧にマスターしているぐらいに仕上げる必要があります。

文法対策としては、まず高校で学習するレベルの文法書を読み込んで、基礎固めをしておくのがいいでしょう。

その後に演習問題をこなして実践慣れしていくという手順で学習するのがおすすめです。

シャドーイングでリスニング強化を図る

過去のTOEICの平均スコアを見ると、どの回でもリスニングはリーディングより60〜70点ほど高く、リスニングはリーディングより点がとりやすいと言えます。(参考:ETS「公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧」)

逆に言えば、高得点を狙うにはリスニングの取りこぼしはできるだけ避けたいところ。

そのために、普段の学習にシャドーイングを取り入れてリスニングを強化するのがおすすめです。

また、860点といった高得点を狙う中級者であれば、音を真似るだけでなく文章の意味も同時に理解する「コンテンツシャドーイング」をすると尚良いでしょう。

シャドーイングに関しては、以下の記事を参考にしてください。

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読解スピードを上げる

リーディングは75分間で100問を解かなければいけないので、高得点を狙うには速読のスキルは必須です。

速読を身につけるには、英語のコーチングスクールでよく使われているチャンク・リーディングがおすすめ。返り読みを防ぎ、英文を意味の塊ごとに読んでいく学習法です。

初めのうちは意味の塊ごとにスラッシュ(/)を入れて、文章を区切りながら読んでいきます。

どこで区切ればいいかわからないという人は、音源のついている文章からはじめるようにしましょう。読み手の息継ぎのところでスラッシュを入れるとうまく区切ることができます。

ただし、TOEICでは問題用紙への書き込みが禁止されているので、慣れてきたら頭の中で意味の塊を区切れるようになりましょう。

トライズやイングリッシュカンパニーで行っている学習法だワン。

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参考書やアプリで英単語をマスターする

TOEICはビジネス英語検定なので、学校で習わないような英単語もたくさん出題されます。

ハイスコアを狙うのであれば、TOEICに特化した単語帳を使って語彙力を強化しましょう。

単語帳は、書籍でもアプリでもいろいろな種類がリリースされています。自分のレベルと目標スコアにあった単語帳を選んで勉強するようにすると、効率よく単語を覚えていくことが可能です。

学習期間にもよりますが、基本的にはたくさんの単語帳に手をつけるよりも、1冊の単語帳を何度も繰り返してマスターするのがおすすめ。

関連語なども含めれば、1冊完璧にするだけでかなりの単語力が身に付くでしょう。

英会話スクールによっては単語の本を1冊丸暗記するというところがあるでごんす。

TOEIC860点を最短で取得するならコーチングスクールがおすすめの理由

転職や昇進などのため、短期間でTOEICハイスコアを取らなければいけない人もいるかもしれません。

そういった人におすすめなのがコーチングスクールを利用すること。

コーチングスクールでは、以下のようなことができます。

  • 最適な教材の選定をしてくれる
  • 目標期間に応じたプログラムを組んでくれる
  • 正しい学習法を教えてくれる
  • 学習時間の確保ができる
  • 学習習慣が身に付くようになる

TOEICの教材はたくさん出ているので、どれを使えばいいのか迷ってしまいますよね。

また、1日にどのくらいのペースで勉強すればいいか、苦手を克服するためにどんな勉強をすればいいかなども悩みどころ。

コーチングスクールはこれらの問題を全て引き受けてくれるので、受講者はスコアアップのための勉強に集中することができます。

短期間で確実に結果を出したいのであれば、コーチングスクールを利用すれば間違いがないと言えるでしょう。

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TOEIC860点は取得する価値が非常に高い

TOEICで860点以上を取るのは決して簡単なことではありません。しかし、達成できれば就職やキャリアアップにおいて大きなリターンが得られるのも確かです。

TOEICで高得点を狙いたい人は、自分のレベルと目標スコアを把握し、しっかりスケジュールを立てることが大事。

場合によってはコーチングスクールなどの英会話サービスを利用して、計画的に学習を進めるようにしましょう。

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